気持ち良さそうに自転車をこぐ友達と草原

ピエロの満ち足りた表情
アナタが思っている「料理人」と、大多数の人が感じている「ドラマ」は、もしかするとまるっきり違うかもしれない。そうやって考えてみると、なんだか面白くない?

凍えそうな週末の夕暮れは昔を思い出す

家の庭でハンモックに揺られ、心地良いそよ風に吹かれるのを楽しむ、休日の夕暮れの事。
空にはゆったりと雲が流れていた。少年は、自分ちの猫が「ギャニャァッ!」という大きな声に仰天して、ハンモックからドテッと落下してしまった。
よく観るとネコはヘビに相対し、すぐにでも飛びかかれる体勢で吠えながら恫喝していた。
蛇はそんなには大きくなくて、毒も持っていなさそうだったので、少年はそばに落ちていた棒を振って追い払い、猫を抱っこして再びハンモックに寝そべった。少年は、猫の背中を撫でながら胸の上で寝かしつけ、風にゆれる自分の前髪の感触を楽しんだ。

前のめりで走る兄さんと失くしたストラップ
普段、仕事や家の中の事に手いっぱいで、ほとんどゆっくりできる時間が持てない。
隙間の時間が持てても、なぜか次の仕事の予定など、何かしらの期限が頭の隅にある。
そんな中、大きな時間ができると、非常に嬉しくなってしまう。
さて、この少しだけ空いた時間をどんなふうに費やそうかと。
だいたい、いつも、あれも、これも、という願望のみが募り、すべては上手くいかない。
中でも私はマイペースなので、考えているうちに夜まで経過。
時は金なり、とは正によくいったものだと思う。

目を閉じて話す家族とオレ

ある変わった内容の仕事があったとき「まあ、なんとかなる」などと思っていた昔。
その時、私たち新人みんなが「過ぎればどうってことないよ」などあっさりとらえていた。
見かねた指導担当の社員さんが口を切ったセリフが脳裏に残っている。
「成功に向かって充分に時間を費やしたからこそ、終わってから無事だっただけの話。
よって、あなたたちみたいに甘くとらえていて、運よく内容が簡単だったという意味は含まれていません。
終わってしまえば簡単だったといった本当の意味は、正反対です。
事前にしっかり学び準備をしたからこそ、能力が有り余って、業務がスムーズに進んだと言う事実を言っているだけです。
真面目に取り組む気になりましたか?
なめていないで早く取り組んでください。」
という事だった。
それから、私たちは頑張って勉強しうまく仕事をすることができた。

余裕で走る友達と私
季節の中で、雨の多い梅雨の時期がなぜか好きだ。
空気はじめじめしているし、外出すると雨に濡れるけど。
理由として、小さいときに、梅雨に見られるアジサイが可憐で、それ以来紫陽花が咲くのを楽しみにしている。
長崎出島にて付き合っていた、シーボルトとお瀧の紫陽花の中でのデート秘話を耳にしたことがあるだろうか。
オランダ人に紛れて男の子ドイツ人のシーボルトが、あじさいを見ながら「お瀧さんにそっくりな花だ」と言う。
梅雨にひっそりと咲くあじさいを見て何度も、お瀧さん、お瀧さんと口走った。
しだいに訛ってしまいこの花はおた草と別の名を持つようになったらしい。

余裕でお喋りする友人と擦り切れたミサンガ

一眼も、全く持って楽しいと思うけれど、それを抜きにしても突出していると言うくらいお気に入りなのがトイカメだ。
3000円出せば取り組みやすいトイカメラがすぐに所有できるし、SDがあるならパソコンですぐに見れる。
真実味や、奇跡の一瞬を写すには、レフが似合うと思う。
けれど、そこの雰囲気や季節の感覚を写す時には、トイカメには他のどれにも負けないと熟考する。

雹が降った土曜の夜に食事を
知佳ちゃんが、自宅のベランダにて、トマトを作っている。
実がなったら野菜サラダを作ってみたいらしい。
彼女は、まめに水分を与えないし、すぐそばで煙草を吸うので、トマトの生活環境は全然良くはない。
丸一日水分をあげてないと言う時の、トマトの見た目は、葉っぱがだらりとしていて、なんとなくがっかりしている様子に見える。
かわいそうになったので、水分をたっぷりあげると、翌日の朝のミニトマトは元気に復活していた。

怒って話す友人とファミレス

今季は、泳ぎに行っていないが、みんなで大変行きたい。
現在、子が2歳なので、海には入らせないで遊ばせる程度だが、きっとおもしろがってくれるだろう。
ただし、まだ、オムツをはいているので、遊んでいる人の事を考えたら海につけないのがいいのではないだろうか。
プール用オムツもあるが、場所によっては問題になっているらしいので。

そよ風の吹く水曜の明け方は外へ
業務で必要な青竹をコンスタントにちょうだいするようになり、願ったりかなったりなのだけれど、うじゃうじゃと生えた竹がいやで出来る限り運び出してほしがっている山の持ち主は、必要以上に大きい竹を持って運び帰らせようとしてくるので面倒だ。
必要以上に持って帰っても余っておいてても色が落ち捨てることになるのだが、モウソウダケがムダでしょうがないらしく、持って行ってくれと強く求められる。
私も必要なものをいただいているので、強く言われたらしょうがないので、あまりは処分するしかない。

余裕で自転車をこぐ君と冷たい雨

江國香織の本に出てくる主役は、どことなくクレイジーだ。
例えば、ホリーガーデンの果歩。
あと、スイートリトルライズの瑠璃子。
それと、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の隠された性質を、文章にして表した結果なのだろうか。
心からクレイジーなのが、「神様のボート」で登場する葉子。
もしかすると迎えに来る可能性もあるあのひとを待ち、たくさんの場所に引っ越しをする。
恋人を絶対に忘れないよう、必ず会えると確信して。
ついには「ママは現実を生きていない」と、娘に言われるが、葉子には全然よく理解されない。
ここが、この小説の一番クレイジーな見せ場だ。
私はウエハースの椅子には簡単に座れないけれど神様のボートには乗ってもいい。
江國香織さんの書く、クレイジーでも可愛くて少々病んだ登場人物が大大大好きだ。

息もつかさず踊るあいつと飛行機雲
喜ばれるプレゼントを考えなくてはと思っている。
結婚記念日が近くて、妻に良い贈り物したいのに、しかしすごく良い贈り物が思いつかない。
妻になんか手に入れたいものがあれば、話は早いが、たいして、物欲がないので、喜びそうなものが見当つかない。
ただ、ばれないように喜びそうなものを考えてびっくりさせたい。

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